魅力的な「発達支援の志望動機」で書類審査・面接を突破しよう!
発達支援の仕事に興味があり、就職や転職を考えた時に気になるのは、
「発達支援の仕事への志望動機は、どのようなものにしたらいいのだろう・・・」
ということではないでしょうか?
そこで今回の記事では、私が児発管の立場から、「発達支援の志望動機」について詳しく解説していきます。
さっそくいきましょう!
「発達支援の志望動機」に関する重要なポイント
発達支援の志望動機では、具体的な志望理由やこれまでの経験、そしてそれを支える根拠などをしっかり伝えましょう。
重要なのは、「お子さまたちの成長を支援したい」という熱意や、「発達支援という仕事で、あなたはどのように役に立つことができるのか」ということを明確にすることです。
さらに、お子さまたちとのコミュニケーション力や発達支援に必要なスキルを持っているのであれば、それをアピールすることも忘れないでください。
また、志望する企業・施設やサービスについてもできる限り理解し、それがあなたの目指す児童福祉にどのように役立つかも示すことも大切です。
あなたの経験やスキルを活かす
発達支援の志望動機では、これまでのあなたの経験やスキルをどのように仕事へ活かせるのかついて、明確に伝えるよう意識してください。
例えば、以前に放課後デイサービスで働いていた経験があるなら、その中で培ったコミュニケーション力や、お子さまたちの個性を理解し、発達をサポートする方法を上手に活用できる、などという点をアピールできます。
また、資格や専門知識を持っている場合は、それらをどのように活かして、お子さまたちの成長を支援するかも具体的に説明しましょう。
とにかく「明確に・具体的に」というところがポイントとなります。
児童福祉施設での成長や貢献への意欲をアピールする
児童福祉施設で働くことで、あなたがどのように成長し、施設に貢献できると考えているかについてもしっかり伝えましょう。
例えば「施設で働くことで、お子さまたちや保護者さまとの関係を深め、彼らのサポートができるだけでなく、自分自身も成長できる」という意欲をアピールすることができるでしょう。
また、「施設で様々な研修や勉強会が開催されることから、専門知識やスキルをさらに磨いていき、より施設に貢献したい」というアピールもひとつですよね。
発達支援の職種・業務への魅力や興味について伝える
そして、「発達支援」という職種や業務に対する魅力や興味についても、具体的に伝えるようにしてください。
例えば、「発達支援という仕事は、お子さまたちの成長を直接サポートできることに大きな魅力を感じている」ですとか、「お子さまたちが自立するために必要なスキルを教えることができる点に興味を持っている」などという内容です。
また、「発達支援の業務がチームで行われることが多いため、他のスタッフさんや専門家と協力してお子さまたちのために働くことに魅力を感じる」などということも、プラスに捉えてくれる施設は多いのではないでしょうか。
「チームワーク」「協調性」を重んじる組織はとても多いですよ。
「発達支援の志望動機」に関する具体的な例文
では次に、発達支援の志望動機について具体的な例文を示してみます。
【例文】
私が発達支援の仕事を志望する理由は、「お子さまたちの成長を直接サポートしたい」という強い想いがあるからです。
具体的には、学生時代に行っていた放課後デイサービスでのボランティア経験がきっかけで、障がいのあるお子さまたちと触れ合い、彼らの可能性を引き出す支援の大切さを実感しました。
また、私自身が学習障がいを持っているのですが、「障がいの理解者がいることは大きな助けになる」と日々感じていたため、自分の経験を活かしてお子さまたちに寄り添いたいと考えておりました。
このような想いがあった中で御社のことを知り、ホームページなどで詳しく情報を拝見させていただいた中で、ぜひ御社で働かせていただきたいと思い、今回応募させていただきました。
転職者向けの志望動機事例&ポイント
発達支援は、他業種からの転職者がとても多い業種です。
そして、転職者が発達支援の仕事を志望する理由としては、「前職での経験を活かし、新たなチャレンジやスキルアップに繋げたい」ということが一つのポイントとなってきます。
例えば、前職でお子さまたちと関わる仕事をしていた場合、そのスキルや知識を活かして発達支援に取り組みたいとアピールしていきましょう。
また、新しい環境で自己成長が望める職場を求める場合、「御社が提供する研修やサポート体制に魅力を感じ、この分野で働きたいと思いました」という感じで、志望動機を伝えてみてはいかがでしょうか。
未経験・新卒者向けの志望動機事例&ポイント
発達支援関連施設では、もちろん未経験者や新卒者を受け入れているところも数多くあります。
未経験者・新卒者が発達支援の仕事を志望する理由としては、「お子さまたちと関わりながら社会貢献ができる」という点に魅力を感じていることをしっかり伝えていくことが大きなポイントです。
例えば、「学生時代に児童福祉に関する授業を受け、障がい児の支援が社会にとって重要だと感じたため、その分野で活躍したいと思った」ですとか、
「どんなお子さまでも個性を大切にできる環境を作ることに興味がある」、また「自分の経験やスキルを活かしてお子さまたちに貢献したい」なども、志望動機として大きなアピールポイントとなるでしょう。
資格取得者や専門職向けの志望動機例&ポイント
次に、発達支援に関連した資格取得者や専門職についてです。
資格取得者や専門職が発達支援の仕事にを志望する理由としては、「自分の持っている資格や専門知識を活かしてお子さまたちの成長支援をしたい」ということをアピールしていきましょう。
例えば、児童発達支援管理責任者や保育士、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの資格を持っていれば、その知識やスキルを発達支援の現場で活かすことに喜びや達成感を感じる、ということをしっかりアピールしていくのです。
また、「専門的な知識を活かすことで、お子さまたちや保護者さまに対してより的確なサポートが提供できる」などという点も志望動機で伝えていくことは有効です。
「発達支援の志望動機」に記載するべきポイント
改めて「発達支援の仕事への志望動機」では、「お子さまたちの成長を助けることに喜びを感じるから」ということをしっかりと伝えたいです。
なのでまずこのことを明確に、そしてできる限り具体的に履歴書に書いていきましょう。
さらに
- これまでの経験やスキル
- 社会貢献の意識
- 応募企業への理解や適応力
このあたりを書いていくことも大切なので、次にもう少し掘り下げていきましょう。
これまでの経験やスキル、そして社会貢献への意識を織り込む
発達支援の志望動機を書く際、これまでの経験やスキルはもちろん、社会貢献への意識を織り込むことも大きなプラス要素となってきます。
なのでまず、自分が持っている資格やスキル、過去の経験などをしっかりアピールしましょう。
そしてそれらが、「発達支援の仕事を通じてどのように社会貢献がつながるのか」ということを具体的に書くことによって、志望動機がより強く伝わります。
例えば「お子さまたちの成長を支えるサポートを通じて、地域のお子さまたちや保護者さまとのコミュニケーションを深め、より良い環境を作りたい」などということです。
応募企業への理解や適応力をアピールする
そして、応募企業への理解や適応力もしっかりアピールしたいです。
なのでまずは、応募企業の事業内容や理念をホームページなどから、しっかりと把握・理解するようにしてください。
その上で、あなたがどのようにその企業に貢献できるかを具体的に書くことが大切になってきます。
さらに、「これまでの経験やスキルを活かして応募企業に適応できる」ということをしっかりアピールしましょう。
例えば、「以前働いていた施設では企画や運営を担当していたので、その経験が業務に役立つ」などというようなことですね。
療育の施設へ転職する前に確認するべきこと
ここでぜひあなたにお伝えしておきたいこととしまして、療育の施設へ転職したいと思った場合は、ぜひ下記のポイントを施設の見学会や企業説明会で確認することをおすすめします。
- 入職してから専門的な仕事ができるのか?
- 様々な専門職の先生がいることで支援の方向性がバラバラになっていないか?
具体的なアクション目標を提示する【例文あり】
「具体的に」ということを今回の記事では強調していますが、発達支援の仕事に携わった際の具体的なアクション目標を提示することでも、志望動機がより強調されます。
例えば、下記のようにアクション目標を具体的に示すことで、企業に対する熱意や意欲をアピールできます。
【例文】
お子さまたちと一緒に過ごす時間を大切にし、彼らの成長を支えるために、以下の行動を取っていきたいと思っています。
- お子さまたちとのコミュニケーションを大切にし、彼らの気持ちを理解する
- 知識やスキルを向上させるために、研修や勉強会に積極的に参加する
- 保護者さまと連携し、お子さまたちの成長をサポートするための連携を深める
これにより応募企業の採用担当者は、あなたが自分の会社で働いている具体的なイメージを思い浮かべることができます。
「こちらが具体的に伝えれば、受け手もより具体的なイメージがしやすくなる」ということなのです。
「発達支援の志望動機」に関する面接対策
発達支援の仕事への志望動機は面接でもほぼ必ず聞かれますので、しっかり準備しておきましょう。
志望動機を聞かれたらまず、「あなたがどうして発達支援という仕事に興味を持ったのか」その理由をしっかり話しましょう。
次に、これまで経験や活動などについて具体的に話しながら、どのようなスキルや知識を持っているかをアピールします。
そして最後に、「その企業や施設で働くことによってどのように成長できると考えているか」ということもしっかり伝えるようにしてください。
発達支援に関する経験や成果があれば必ず伝える
もし、これまでに「発達支援」に関する経験があれば、その経験や得られた成果は必ず伝えるようにしてください。
これがあるのは大きなプラス要素となりますので。
具体的に、どのようなお子さまたちと接し、どのような支援を行ったのかを説明しましょう。
また、それがどのようにお子さまたちの成長につながったのか、成功例や改善点などを挙げて話すことが、面接でのアピールに繋がります。
あなたの経験を踏まえた具体的な話しは、面接官により伝わりやすく、信頼を得られる可能性も大きくなりますよ。
まとめ
「発達支援の志望動機」をしっかりと伝えていくためには、あなたの経験や成果を「明確に・具体的に」履歴書に書き、そして面接で話すようにしてください。
そしてさらに、発達支援の仕事を通じて、あなたがどのように成長できると考えているかを伝えることで、面接官へ大きくアピールすることができます。
今回の記事でお伝えしたポイントを押さえて、発達支援の仕事への就職・転職活動をぜひがんばってみてくださいね。
ちなみにこの記事を執筆しているのは、埼玉県行田市・鴻巣市にある児童発達支援・放課後等デイサービス「ぷりんしぱる」です。
ぷりんしぱるは「勉強についていけない」「お友だちとうまく遊べない」「集中して物事に取り組めない」など、発達・成長に心配のあるお子さまや、障がいを持ったお子さまを対象とした施設です。
ご家族の不安に寄り添い、ご相談しながら、お子さま一人一人が「主役(プリンシパル)」として人生を歩めるよう「発達基礎プログラミング」の考え方に基づいた最適な療育プランをご提案させていただいています。
お子さまがたくさんの仲間と共に楽しみながら成長できる、笑顔あふれる未来づくりを全力で支援いたしますので、ご興味があればお気軽にご連絡ください。
また、ぷりんしぱるでは一緒に働いてくれる仲間も大募集しています!
当施設ではチームワークで必要な「正直さ」や「素直さ」、そして「謙虚さ」や「思いやり」を持った人間性を大切にしています。
なので面接などでは、「今までの職場や交友関係などでの人とのつながりのエピソード」を具体的にお話ししていただけると嬉しいです。
転職者、また未経験者や新卒者に関わらず面接でお聞きするのは、
- この仕事を通じて自分がどのような人になりたいのか。
- その結果どのような社会貢献につながるのか。
- その貢献はなぜ自分ではないといけないのか。
などの将来像や目標、そして夢などについてです。
当施設ぷりんしぱるでは、スタッフの人生の一部を共に背負っている覚悟を持って関わっていますので、その大切な人生に関わらせていただいている以上、会社でもできる限りサポートしながら、スタッフの夢や目標を一緒に成し遂げたいと思っています。
そして「ただ働いてもらう」のではなく、スタッフの夢や目標をできる限り応援し、寄り添える会社でありたいと思っています。
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