「作業療法士は大変・・・」だと思う理由と対処法を徹底解説!
埼玉県行田市・鴻巣市にある児童発達支援・放課後等デイサービス「ぷりんしぱる」がお届けする、求職者向けコラム。
今回は、
「「作業療法士は大変・・・」だと思う理由と対処法を徹底解説!」
と題して、当施設「ぷりんしぱる」代表、新井の視点からお話しさせていただきます。
それではさっそくいきましょう!
1. 作業療法士の大変なところ
作業療法士は多くの喜びを得られるすばらしい仕事ですが、やはり仕事をしていれば、大変なことはあるものです。
そこでまず、作業療法士の大変なところについて、改めてお話ししていきます。
肉体労働の負担
作業療法士の仕事には、「患者さんの移動を手伝う」などの肉体労働が含まれますが、例えば、車椅子に乗った患者さんをベッドに移したり、体位を変えたりすることが多く、こうした業務は体にかなりの負担がかかります。
そして実際に、作業療法士の中には腰痛や肩こりなどに悩まされる人も少なくないのです。
知識をブラッシュアップし続ける勉強の必要性
作業療法士には幅広い知識が求められますが、それは医学的な基礎知識だけでなく、心理学や介護制度、さらには福祉制度の動向などにも目を向ける必要があります。
また、リハビリ手法も進化しており、定期的に新しい技術や治療法が登場するため、そのような知識をブラッシュアップし続ける勉強を継続しなければなりませんが、「ただでさえ仕事は忙しいのに、さらにその勉強の時間を捻出するのは難しい」と思う人は、正直少なくないのです。
患者様とのコミュニケーションの難しさ
患者さんと良好なコミュニケーションを取ることは、リハビリを進める上でとても重要です。
そしてリハビリは、時に痛みを伴うこともあるため、患者さんが不安や緊張を抱えることも多いですが、高齢者や言葉での意思疎通が難しい患者さんの場合、コミュニケーションを取るのが難しいことがあり、それが肉体的というより、精神的な疲れにつながってきてしまいます。
治療成果が見えにくく、改善に時間がかかる
作業療法士の業務は、即効性のある効果が見えにくい場合が多いです。
特に脳卒中や事故後のリハビリでは、患者さんの回復には時間がかかり、具体的には1ヶ月や半年といった長期のスパンで少しずつ回復が見られることが多く、進歩が遅いと感じることも少なくありません。
このような状況の中では、根気強く患者さんに向き合う必要がありますが、それが大変だと思う人もいるのです。
知名度の低さゆえの悩み
作業療法士という職業は、医師や看護師と比べて一般的な知名度が低い傾向にあります。
病院や施設でリハビリを担う重要な職種でありながら、作業療法士の役割や存在自体を知らない人も多く、理解や評価が得られにくいことがありますし、また社会的な知名度が低いために、周囲に作業療法士としての苦労ややりがいを理解してもらえないこともあり、それが悩みのタネになることもあるのです。
2. 作業療法士の将来性とキャリアパス
それでは次に、作業療法士の将来性とキャリアパスについてお話ししていきます。
給料は今後増えるのか?
作業療法士の給与水準は、他の医療職と比べて一般的には低めとされていますが、現場での経験が増すごとに昇給の可能性はもちろんあります。
実際に、リーダー的なポジションに就いたり、専門資格を取得したりすることで昇給を期待できる場面もありますし、高齢化社会が進むにつれ、介護分野や医療現場での需要が増加しており、今後はリハビリ分野への支援が拡大することも予測されています。
さらに、資格取得などを通じて作業療法士としての専門性を深め、スキルアップを重ねることで、より収入の増加が期待できる環境を目指すこともできますよ。
肉体労働は続くのか?
作業療法士の仕事には体力が必要不可欠ですが、近年は介護ロボットやAI技術などの進歩により、体力的な負担を軽減できるツールが増えてきました。
将来的には、こうした技術の導入によって、作業療法士のサポート作業の負担が軽減され、患者さん一人ひとりに合わせたケアに注力できる可能性が大きくなってきています。
困難な中にもやりがいがある仕事
作業療法士としての仕事は、大変な場面が多い一方で、やりがいを感じる瞬間も多くあります。
患者さんが少しずつ日常生活に戻れる姿を目の当たりにした時は、「この仕事をやっていてよかった~」と思える瞬間ですよね。
当施設「ぷりんしぱる」のキャリアステップについて
ちなみにこの記事を執筆しているのは、埼玉県行田市・鴻巣市にある児童発達支援・放課後等デイサービス「ぷりんしぱる」の代表、新井です。
そして当施設「ぷりんしぱる」のスタッフさんは、下記のようにキャリアステップを進み、自己成長を実現しています。
やる気があれば、どんどん責任ある仕事をしていくことができますよ!
1.スタッフ(児童指導員):定型業務担当
↓
2.フロアリーダー:一般業務担当
↓
3.フロアマネージャー:応用業務担当
↓
4.児童発達支援管理責任者兼スペシャリスト:熟練業務・指導
↓
5.管理者:業務推進、施設運営
↓
6.部門マネージャー:施設統括、戦略立案
※採用に関するご相談や職場見学会の詳細は、【こちら】または【下記バナーをタップ】よりご確認ください。
3. 作業療法士が感じる仕事のやりがい
上記でも少しふれましたが、ここでは「作業療法士が感じる仕事のやりがい」についてお話ししていきます。
患者の「らしさ」を支える楽しさ
作業療法士は、ただ体の機能を回復させるだけでなく、患者さんが「自分らしく」生活できるようサポートする役割も担っています。
これは、他の職種にはない、作業療法士ならではの魅力ですよね。
社会復帰のサポートをする喜び
作業療法士は、患者さんの社会復帰を支援する重要な役割を担っていますが、これは病気や事故で身体機能が低下した患者さんが、再び生活の中で自立し、社会に参加できるようにするためのサポートです。
例えば、脳卒中で片麻痺が残った患者さんは、日常生活動作を自分でできるようになることを目指しますが、患者さんが社会に戻り、新しい人生を歩む姿を見届けることは、作業療法士にとって大きなやりがいと喜びですし、作業療法士のサポートによって、患者さんが趣味を再開したり、仕事に復帰したりすることができるようになると、ご家族や社会にも大きな貢献となります。
患者さんの人生に再び「生きがい」が生まれる瞬間に立ち会えることは、作業療法士にとって非常に価値のある経験ですよね。
個別性の高いアプローチができる仕事の魅力
作業療法士の業務は、単にマニュアルに沿って進めるものではなく、患者さんの状態や生活環境に応じた個別のアプローチが求められます。
一人ひとりのリハビリ計画を作成し、状態に合わせたサポートを提供することで、患者さんに最も効果的なケアができるのです。
なので、患者さんと深く関わり、それぞれのニーズに合ったリハビリ方法を考え抜くプロセスは、作業療法士ならではのやりがいと言えますよね。
4. 作業療法士に向いている人・向いていない人
ではここで改めて、作業療法士に向いている人と向いていない人の特徴についてお話ししていきます。
作業療法士に向いている人の特徴
作業療法士に向いている人は、観察力や忍耐力がある人、そして人と関わることが好きな人です。
特に患者さんの状態や反応を細かく観察し、リハビリの進捗に合わせて対応できる能力が重要で、またリハビリには時間がかかるため、患者さんい辛抱強く寄り添える人が向いています。
作業療法士に向いていない人の特徴
作業療法士の仕事には体力が求められるため、体力に自信がない人や、人と関わることが苦手な人には難しいかもしれません。
患者さんとの密なコミュニケーションが必要な場面が多いため、人見知りが強い人や人間関係にストレスを感じやすい人には、特に注意が必要ですね。
5. 「作業療法士は大変・・・」だと思った時の対処法
作業療法士としてのキャリアを長く続けるためには、業務の負担を軽減する工夫や、キャリアパスを考えることが重要です。
そこでここでは、作業療法士が大変な時期を乗り越えるための具体的な対処法についてお話ししていきます。
身体的・精神的負担を軽減する工夫
作業療法士の業務には身体的負担が伴うため、日常的に心身をケアすることが重要です。
例えば、
- 腰痛を防ぐためのエクササイズやストレッチを日課にする
- 疲労を感じたら無理せず休む
などといった対策が効果的です。
また、患者さんを移動させる際には、適切な姿勢を心がけ、力のかかる部位を分散させる工夫をすることで、体の負担を減らせますよ。
そして精神的な負担に対しては、業務のオン・オフをしっかり分けることが重要ですので、仕事の後にはリラックスできる趣味や友人との交流を取り入れたりするなど、とにかくストレスをため込まないようにしましょう。
また、同僚や上司とコミュニケーションをとり、抱えている悩みや負担を共有することも大切で、同じ職場で働く人たちと意見交換をすることで、新たな視点やサポートを得られることも多いですよ。
転職やキャリアチェンジも視野に入れた考え方
作業療法士としての経験を積んだ後、別の施設や分野への転職を検討することも一つの方法です。
例えば、病院勤務から訪問リハビリや地域ケアの施設での勤務に切り替えることで、仕事の内容や負担が変わり、違った視点でリハビリを支援できるようになるかもしれませんし、作業療法士としての資格を活かして福祉業界の企業に転職し、商品開発やリハビリに関連したプログラムの企画に携わるというキャリアもあります。
自分が本当にやりたいことや得意な分野を見つけ、長期的なキャリアプランを描くことで、作業療法士としての経験を幅広く活かすことが可能となりますよ。
まとめ・当施設「ぷりんしぱる」の魅力・福利厚生について
今回は、
「「作業療法士は大変・・・」だと思う理由と対処法を徹底解説!」
と題して、当施設「ぷりんしぱる」代表、新井の視点からお話しさせていただきました。
ちなみにこの記事を執筆しているのは、埼玉県行田市・鴻巣市にある児童発達支援・放課後等デイサービス「ぷりんしぱる」の代表、新井です。
ぷりんしぱるは「勉強についていけない」「お友だちとうまく遊べない」「集中して物事に取り組めない」など、発達・成長に心配のあるお子さまや、障がいを持ったお子さまを対象とした施設です。
ご家族の不安に寄り添い、ご相談しながら、お子さま一人一人が「主役(プリンシパル)」として人生を歩めるよう「発達基礎プログラミング」の考え方に基づいた最適な療育プランをご提案させていただいています。
お子さまがたくさんの仲間と共に楽しみながら成長できる、笑顔あふれる未来づくりを全力で支援しています。
そして、当施設では一緒に働いてくれる仲間も大募集していますが、当施設「ぷりんしぱる」の魅力と福利厚生について、少しご紹介させてください。
当施設「ぷりんしぱる」の魅力8つ
当施設「ぷりんしぱる」の魅力は大きく下記の8つが挙げられます。
1.明確な昇給・昇格制度
当施設では明確な昇給・昇格制度を設けており、高いモチベーションで仕事ができる環境を整えています!
2.頻繁な情報交換による知識のアップデート
各専門資格を持ったスタッフとの頻繁な意見交換ができるため、お子さまを支援するために具体的知識がより深まり、未経験の型でもプロフェッショナルになれる環境を提供することができてきます!
3.充実した研修での自己成長の実現
社内研修を始め、外部講師を招くなどの研修制度が充実していて、自己成長できる環境を整えています!
4.資格取得支援制度
会社として、資格取得のサポートを行っています!
5.現場主義によるより良い支援を目指す環境作り
現場主義による、より良いサービスを提供するためにスタッフ一同、常に改善する努力をしています!
6.働きやすい環境
年間休日数は充実の122日!メリハリのある生活を送ることで、仕事も充実させてください。当施設は自動車出勤も可能で、駐車場も会社で完備しています。
7.様々な資格者が在籍
保育士・児童指導員・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・児童発達管理責任者など、各種専門知識を持った資格者が在籍しており、毎日新たな発見がありますよ!
8.産休、育休制度が充実
当施設は「女性が働きやすい職場」です!なので、産休や育休も心配せずに取得することができます。
当施設「ぷりんしぱる」の福利厚生について
現在働いているスタッフさんたちに大好評の福利厚生についてご紹介させていただきます。
産休・育休制度
産前・産後の一定期間、産休を取得できます。そして、お子さまが1~2歳になるまで育休が取得できます。
美容支援
当法人が運営する整骨院・エステサロンの施術・商品を割引価格(30%)で施術・購入が可能です。
資格取得支援
各種資格を取得するための資金援助を行います。
外部勉強会受講援助
外部の勉強会やセミナーなどに参加するための援助を行います。
経営方針発表会
年に1回、全職員に向けて法人の理念や方向性を共有する場をつくっています。
有給休暇
給与が支給される休日をしっかり取得できます。(日数は法定を順守)
家賃手当
毎月2万円の家賃手当を支給しています。
交通費支給
通勤にかかる費用を支給します。(月2万円まで、通勤手段にかかわらず支給)
各種社会保険完備
健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険などを完備しています。
ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか?
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