「言語聴覚士が大変」と言われる理由と乗り越えるための対処法とは?

埼玉県行田市・鴻巣市にある児童発達支援・放課後等デイサービス「ぷりんしぱる」がお届けする、求職者向けコラム。

今回は、

「言語聴覚士が大変」と言われる理由と乗り越えるための対処法とは?

と題して、当施設「ぷりんしぱる」代表、新井の視点からお話しさせていただきます。

それではさっそくいきましょう!

目次

1. 言語聴覚士という仕事の魅力

まずは改めて、言語聴覚士という仕事の魅力についてお話ししていきます。

社会復帰支援の手応えや達成感を得られる

言語聴覚士は、言語や聴覚に障がいを持つ方のリハビリを専門とする職業で、失語症や発話障がいなどの機能回復を目指し、患者さんが自分の言葉を取り戻したり、円滑にコミュニケーションを図れるように支援します。

特に、患者さんが再び自分の意思を表現できるようになり、ご家族や社会とのつながりを取り戻す場面に立ち会えることは、言語聴覚士として働く上で大きな魅力のひとつです。

たとえば、長年失語症で会話が難しかった患者さんが、ご家族との何気ない会話を楽しめるようになり、その様子を見て喜ぶ姿に感動を覚えたという言語聴覚士もいますが、このように、人の生活や心に直接影響を与えられることは、他職種にはない大きなやりがいと達成感を得られる瞬間ですよね。

高い専門性と希少性のある職種である

言語聴覚士は高度な専門知識と技術が必要で、希少性が高い職種として認識されています。

国家資格が必要なため、言語聴覚士として働く人数は限られており、その希少性からも多くの医療機関で重宝される存在で、病院や福祉施設、教育機関など幅広い分野で活躍できることも魅力であり、また小児や高齢者など年齢層を問わず支援の場が求められています。

このように、一般的な職種と異なり、職務が高度に専門化されていることで、自身の役割が明確に感じられることが、言語聴覚士としての誇りにつながると言えるでしょう。

人と向き合うことを大切にできる

言語聴覚士の仕事は、患者さんやそのご家族との深いコミュニケーションに基づいています。

特に、患者さん一人ひとりの特性やニーズに合わせたリハビリ計画を立て、丁寧にサポートする姿勢が求められるため、人と向き合うことに喜びを感じる人にとっては、とてもやりがいのある仕事です。

たとえば、発語訓練やコミュニケーション支援を通じて、患者さんが小さな一歩を踏み出した際に「ありがとう」と感謝される瞬間は、言語聴覚士として働く上での意義とやりがいを実感できる瞬間ですし、患者さんの声や笑顔に励まされながら、成長の瞬間をともに分かち合うことで、人とのつながりをより強く感じることができるのも言語聴覚士としての醍醐味ですね。

2. 言語聴覚士として働く中で感じる「大変さ」

それでは次に、言語聴覚士として働く中で感じる「大変さ」についてお話ししていきます。

患者さんとの信頼関係の構築の難しさ

言語聴覚士にとって、患者さんとの信頼関係を築くことは支援の成功に欠かせませんが、言語機能に問題を抱える患者さんとの意思疎通は、時に困難な場合があります。

たとえば、失語症を持つ患者さんや言葉を発することが難しい方の場合、こちらの意図や指示を伝えることが難しく、相手に理解してもらうために時間がかかることが少なくありませんし、患者さん自身が障がいを受け入れることができず、リハビリに対して前向きな姿勢を示さない場合もあります。

このような状況では、信頼関係の構築がうまくいかず、言語聴覚士としての職務が難航することもあるのです。

知識更新の必要性により「常に学び続けなければならない」プレッシャーがある

医療分野においては、技術や知識の進歩が日進月歩で進んでおり、言語聴覚士も例外ではありません。

特に、リハビリ方法や支援方法は日々新しい研究やデータに基づいて改良されるため、最新の情報を取り入れることが求められますが、忙しい日常業務の中で学び続けることは簡単なことではなく、プレッシャーを感じることが多いのが実情です。

高い技術とコミュニケーションスキルの求められる

言語聴覚士は高度な専門技術だけでなく、優れたコミュニケーション能力も必要とされます。

たとえば、患者さんがリハビリに対して不安を感じている場合、気持ちをくみ取り、支えとなるコミュニケーションを取ることが重要ですし、患者さんやご家族に安心感を与えたり、励ましの言葉をかけたりする能力も求められるため、言語聴覚士には技術面だけでなく、人間性や柔軟な対応力が必要とされますが、これが時には大きな負担となりますので、言語聴覚士の仕事が大変と感じる理由のひとつなのです。

進展が見えにくいリハビリに伴うストレスがある

言語機能やコミュニケーションに関するリハビリは、成果が見えるまでに時間がかかることが多くありますが、患者さんの症状や状況によっては、目に見える改善がなかなか得られず、言語聴覚士自身が挫折感を感じてしまうこともあるのです。

孤独を感じることがある

特に小規模のリハビリ施設や、言語聴覚士があなたひとりという状況で業務を担当する職場では、孤独を感じることがあるかもしれません。

多職種との情報共有が少ないと、仕事上の孤立感や責任感が増すため、ひとりで悩みを抱え込むような状況が生まれがちで、孤立感が強まると、仕事に対するモチベーションが低下することもあり、注意が必要なのです。

責任が重い

言語聴覚士の支援内容は、患者さんの生活に大きな影響を及ぼすもので、特にコミュニケーションや食事に関するサポートは、患者さんの生活機能に直結します。

このため、どのような支援を提供するか、慎重に判断しなければならないプレッシャーがありますが、誤ったアプローチを取ってしまうと、患者さんの回復が遅れるリスクがあるため、その責任の重さが、「言語聴覚士は大変だ・・・」と思ってしまう一因になるのです。

3.大変さを乗り越えるための対処法

それでは次に、言語聴覚士の大変さを乗り越えるための対処法についてお話ししていきます。

他職種や他部門との情報共有・連携を強化する

対人支援職においては、他職種や他部門との連携が重要で、たとえば、リハビリに携わる理学療法士や作業療法士、また医師や看護師との定期的な情報共有を通じて、患者さんの症状や経過について新たな視点を得ることができます。

これにより、リハビリの方針を柔軟に変更したり、異なるアプローチを試みるなど、より効果的な支援を提供できる可能性が広がりますよね。

リフレッシュ・気分転換の重要性

言語聴覚士として日々の業務で感じる疲れやプレッシャーを和らげるためには、定期的なリフレッシュ・気分転換も重要です。

忙しい日常の中でストレスが蓄積すると、視野が狭くなりがちですので、趣味や運動など自分の好きな時間を確保することで、心身のリフレッシュを図ることができますよ。

具体的には、

  • ウォーキングやランニング
  • 自然に触れる
  • 映画鑑賞
  • 読書

などが挙げられますが、とにかくあなたに合ったリフレッシュ・気分転換の方法を探してみてくださいね。

人とのつながりを大切にする

言語聴覚士としての大変さを軽減するためには、職場の仲間や友人たちとの交流を大切にしてみてください。

たとえば、同じような経験を共有する職場の仲間と話すことで、日々のストレスや課題について共感し、支え合うことができますし、休日に友人との楽しい時間を作ることで、ストレスや孤独感から解放されることもあります。

このような「人とのつながり」を大切にすることは、言語聴覚士として働き続けるための大きな支えとなるのです。

4.「転職」という選択肢もある

現状を変える方法として、「転職」という選択肢もありますので、次はこのことについてお話ししていきます。

転職の意義と可能性を考える

現在の職場で働き続けることが難しいと感じた場合、「転職」もひとつの選択肢として検討することができます。

転職を通じて新しい経験や知識を得ることで、再び意欲を持って仕事に取り組むことができることもあるでしょう。

別業界での経験が言語聴覚士としての幅を広げる可能性も

転職を通じて別業界での経験を積むことは、大きなメリットをもたらす可能性があります。

そうすることで、言語聴覚士としての視野が広がり、より多角的な視点から患者さんのサポートが可能となってくるからです。

ちなみにこの記事を執筆しているのは、埼玉県行田市・鴻巣市にある児童発達支援・放課後等デイサービス「ぷりんしぱる」の代表、新井です。

ぷりんしぱるは「勉強についていけない」「お友だちとうまく遊べない」「集中して物事に取り組めない」など、発達・成長に心配のあるお子さまや、障がいを持ったお子さまを対象とした施設です。

ご家族の不安に寄り添い、ご相談しながら、お子さま一人一人が「主役(プリンシパル)」として人生を歩めるよう「発達基礎プログラミング」の考え方に基づいた最適な療育プランをご提案させていただいています。

お子さまがたくさんの仲間と共に楽しみながら成長できる、笑顔あふれる未来づくりを全力で支援しています。

そして、ぷりんしぱるでは一緒に働いてくれる仲間も大募集しています!

「“お子さまの人生は、お子さまが主役”であり、それを一生懸命サポートするご家族を、さらに私たちが支える!!」

という想いの下に「ぷりんしぱる」を運営しています。

感謝と喜びを仲間と共感し、身近にいる大切な人から、関わる全ての人たちへの恩返しのために、素直な気持ちでどんなことでも挑戦する気概を持って働ける人たちを育み、サポートしていきます。

お子さまのご支援を通し、一緒に成長していきませんか?

採用に関するご相談や職場見学会の詳細は、【こちら】または【下記バナーをタップ】よりご確認ください。

まとめ・当施設「ぷりんしぱる」の魅力・福利厚生について

今回は、

「「言語聴覚士が大変」と言われる理由と乗り越えるための対処法とは?」

と題して、当施設「ぷりんしぱる」代表、新井の視点からお話しさせていただきました。

ちなみにこの記事を執筆しているのは、埼玉県行田市・鴻巣市にある児童発達支援・放課後等デイサービス「ぷりんしぱる」の代表、新井です。

そして、当施設では一緒に働いてくれる仲間も大募集していますが、当施設「ぷりんしぱる」の魅力と福利厚生について、少しご紹介させてください。

当施設「ぷりんしぱる」の魅力8つ

当施設「ぷりんしぱる」の魅力は大きく下記の8つが挙げられます。

1.明確な昇給・昇格制度

当施設では明確な昇給・昇格制度を設けており、高いモチベーションで仕事ができる環境を整えています!

2.頻繁な情報交換による知識のアップデート

各専門資格を持ったスタッフとの頻繁な意見交換ができるため、お子さまを支援するために具体的知識がより深まり、未経験の型でもプロフェッショナルになれる環境を提供することができてきます!

3.充実した研修での自己成長の実現

社内研修を始め、外部講師を招くなどの研修制度が充実していて、自己成長できる環境を整えています!

4.資格取得支援制度

会社として、資格取得のサポートを行っています!

5.現場主義によるより良い支援を目指す環境作り

現場主義による、より良いサービスを提供するためにスタッフ一同、常に改善する努力をしています!

6.働きやすい環境

年間休日数は充実の122日!メリハリのある生活を送ることで、仕事も充実させてください。当施設は自動車出勤も可能で、駐車場も会社で完備しています。

7.様々な資格者が在籍

保育士・児童指導員・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・児童発達管理責任者など、各種専門知識を持った資格者が在籍しており、毎日新たな発見がありますよ!

8.産休、育休制度が充実

当施設は「女性が働きやすい職場」です!なので、産休や育休も心配せずに取得することができます。

当施設「ぷりんしぱる」の福利厚生について

現在働いているスタッフさんたちに大好評の福利厚生についてご紹介させていただきます。

産休・育休制度

産前・産後の一定期間、産休を取得できます。そして、お子さまが1~2歳になるまで育休が取得できます。

美容支援

当法人が運営する整骨院・エステサロンの施術・商品を割引価格(30%)で施術・購入が可能です。

資格取得支援

各種資格を取得するための資金援助を行います。

外部勉強会受講援助

外部の勉強会やセミナーなどに参加するための援助を行います。

経営方針発表会

年に1回、全職員に向けて法人の理念や方向性を共有する場をつくっています。

有給休暇

給与が支給される休日をしっかり取得できます。(日数は法定を順守)

家賃手当

毎月2万円の家賃手当を支給しています。

交通費支給

通勤にかかる費用を支給します。(月2万円まで、通勤手段にかかわらず支給)

各種社会保険完備

健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険などを完備しています。

ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか?

採用に関するご相談や職場見学会の詳細は、【こちら】または【下記バナーをタップ】よりご確認ください。